車両後ろを追突による事故での板金修理事例をご紹介いたします。
ニッサン・モコです。
修正に入る前にリアバンパーや内装の内張などのパーツを取り外して行きます。
▼〇部分が追突によるバックパネルの損傷です。
▼修正に支障があるパーツを取り外して修正作業に入ります。
古いタイプの修正機ですがこの機械が無いと出来ない作業になります。
まずは、クランプと言う工具（〇の工具）で損傷箇所をしっかりと固定して、
修正機から出ているチェーンのフックを掛けて矢印の方向にジリジリと
引っ張っていきます。
▼内側はこんな感じです。
フロア（スペアタイヤなどがある場所）まで衝撃により
多少は凹んでいたので添え木を当てながら、
ハンマーで慣らしていきながらの作業です。
▼ある程度荒出ししていき今回のような酷く凹んでいる場合は
パネル交換が良いのでドリルを使用してパネルを取り外します。
▼そして先程のフロアのヘコミ部分をクランプで固定して
修正機で引き出していきます。
▼修正作業で損傷箇所を修正して新品のパネルを合わせながら微調整していきます。
▼リアゲートの閉まり具合やリアバンパーを取り付けて確認していきます。
少しでもズレなどがある場合には修正作業を繰り返します。
問題なければパネルを溶接などの工程を進めて行きます。
▼作業も終盤ですが下処理後に塗装作業などを施し、
修正個所などの水漏れ等をチェックして取り外した内装の内張や
リアバンパーなどを取り付け終了です。
※リアバンパーもリサイクルパーツを板金修理してきれいに塗装しました。
▼完成です。
今回の様なパネル交換は損傷が酷い場合にはパネル交換になりますが、
多少の後ろ当たりの修正できる場合もあります。
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